comment 0

WordPressとフラットなセカイ

みなさんの中にWordPressのミッション(使命)を知っている人いますか?(何人か挙手) はい、あなた、どうぞ。(男性、英語で使命を話す) 正解です!(一同拍手)
彼が答えてくれたとおり、Pubulishing(投稿)をdemocratize(民主化)することです。
誰でも、どこでも、どんな言語でも声をあげられることです。
それも、ただのウェブサイトではなくて、美しいサイトで。

引用元: WordPressの創始者マット・マレンウェッグが来日、WordPressとウェブの未来について語りました – GIGAZINE.

今ではどっぷりお世話になってるWordPress。
豊富なプラグインと使いやすさで、僕のような情弱でもいっぱしのブログサイトをこしらえることが出来る。
しかも一円も払うことなく。
ブログをはじめるにあたって、とりあえず簡単で便利そうだからと選んだだけのWordPress。
だから彼らの理念も知らなかったし、創始者が来日するからといって特に興味もわかなかった。
しかし、ふと目にした彼のスピーチは、大変共感できるものだった。

そもそも、言いたいことを言う権利、それを受け取る権利は、限られた人々のものだった。
限られた人が書物を書き起こし、限られた人だけがソレを読むことが出来た。
活版印刷の進化で、読むことが出来る人々は飛躍的に増大したが、発言する場はそれには比例しなかった。
インターネットの登場は人々に自由な発言の場を与えてくれた。
しかし、インターネットの商売上手な一面があらわになった今、また僕らはひとつの曲がり角にやって来たようだ。

今、僕たちは歴史的瞬間に立ち会っています。何も行動をおこさなければウェブの世界はクローズド(閉鎖的)なものになってしまいます。TwitterやFacebookは僕たちをプロダクト(商品)と見ています。僕らは売られています。友達との会話をデータ化して広告主に売ってしまう。僕らは商材になっています。

ウェブが美しいのは「僕たちにフォーカスが当たっているから」です。「僕たちがコントロールできる世界だから」です。

引用元: WordPressの創始者マット・マレンウェッグが来日、WordPressとウェブの未来について語りました – GIGAZINE.

思ったことを発言したり、感じたことを伝えたり、誰の目にもはばかることなく行うことは、以前よりはるかに容易に行える。
しかし、Facebookに実名を人質にとられた僕らはリアルの顔色をうかがいながら、うかつな発言が商品セールスの糸口となり、さらに大きなものに管理されることに怯えている。
自由でフラットなセカイに見えたものは、新たなしがらみを生む装置にしか思えなくなった。
だから今、この曲がり角で、曲がり角であることを自覚しながら発言をしていくことが大事なんじゃないだろうか。
別に政治的な発言や、啓蒙的なコメントをしなくても、美味しいラーメンのオススメでも構わない。
個人が自由にフラットに発言していくこと。
実名だからと遠慮して愛想笑いをせず、匿名だからと卑怯さも発揮せず、ただただセカイとフラットにつながること。
一行もコードが書けない僕は、直接的にWordPressのプラットフォームを支えることは出来ないが、このプラットフォームで発言をしていくことは出来る。
こうして、たわいもない「個人の感想」を書き連ねることは、僕にとってセカイとフラットにつながる数少ない手段だ。
コントロール出来ないものばかりが目につくようになり、コントロールできるものが目減りして行く毎日で、このセカイとのフラットな架け橋だけはなんとか残しておきたい。
そしていつか、サーバーからはみ出して、リアルなセカイもフラットになっていくことに希望を持ちたい。

The WordPress Foundation is a charitable organization founded by Matt Mullenweg to further the mission of the WordPress open source project: to democratize publishing through Open Source, GPL software.

引用元: WordPress Foundation.

Filed under: WordPress

About the Author

Posted by

「タフでクールで そしてヒューマンタッチ」Reblogger in Tokyo

Write your message here...