iPhone 6レビュー「iPhabletの登場」#iPhone 6 means iPhablet

iPhone 6がやって来た。
使い方がまったく変わるであろうiPhone 6 Plusは避けて、これまでの生活のリズムを崩さないようにiPhone 6を選んだ。
しかし、iPhone 5から、わずか0.7インチ大きくなったディスプレイ、高さ幅とも約1cm前後巨大化しただけのサイズなのに、iPhone 6はまったく別のプロダクトになっていた。

僕がチョイスしたのはiPhone 6 128GB スペースグレイ

現物を見ることなく、早々に予約開始当日の夜にSoftBankのオンラインで予約。
おかげで発売日翌日の20日にSoftBankの店舗で受け取ることが出来た。

第一印象はデカイ!

最初にカウンターで対面したiPhone 6の印象は、でかっ!
ネットで見る比較画像はiPhone 6 Plusも含めたものばかりなので、その大きさが目立つことはなかった。
しかし、サイズ的にはちょっとだけ大きくなったはずのiPhone 6の実物は、はるかに大きくなった印象を与える。

 わずか0.7インチ大きくなっただけなのに

Tumblrにハマっている僕は、iPhone 6 Plusの予想外の事前人気の高さに、でっかい方にしとけばよかったかなぁと少し後悔もあった。
0.7インチしかディスプレイが大きくなっていないしなぁ…と。
しかし、この4.7インチディスプレイに僕は大満足!
こんなわずかな違いでこんなにも変わるのかと、正直驚いてる。

表示できるアプリは、これまでの縦5列から1列増えて、縦6×横4の24コを1画面に表示できるようになった。
そのサイズアップにあわせて、得られる情報量も増えている。
レスポンシブデザインのサイトを見るのに、最適なサイズ感になったという印象がある。
デスクトップのブラウザで見るには持て余し、これまでの4インチディスプレイで見るにはやや不足を感じてしまう、そんなサイトを見るのにジャストな感じ。
このディスプレイを手に入れたヒト達は、ネットからの情報入手はiPhoneだけで完結してしまうかもしれない。
とすれば、Googleが激推ししているようにレスポンシブデザイン化は一気に進むだろうし、いまだにそれに対応する気配すら見せない企業のサイトなんかは、どんどん敬遠されていくのだろう。

以前、iPhone 4Sから5になるときにディスプレイサイズが、3.5インチから4インチになった。
その時もおんなじように感じて、すぐに4インチの情報量に不満を感じるようになったじゃないの?
と言われるかもしれないが、アレとはレベルが違う。
今回の4.7インチディスプレイは、確実にある一線を越えている。

さよなら片手操作

片手操作にこだわってiPhone 6を選んだが、結果から言うとそれは裏切られた。
約1cm前後のサイズアップは、片手操作で完結することを許さない。

親指フリック入力はなんとかいける!
しかし、若干のサイズの違いが誤入力を生む。
このサイズを指に覚えこませるしかなさそうだ。
比較的、手が大きめな僕がそうなのだから、手が小さめな方はちょっとつらいかもしれない。

そして画面上に広がるアチコチのボタン操作には、僕の手は小さすぎる。
片手ではどうしても届かないエリアがあるので、新しいジェスチャーの習得とともに、両手ベースの操作を身につけていくしかないようだ。

ホームボタンに2回タッチするだけで、画面全体が親指の方向に降りてくるのです。Safariやメールの操作も簡単です。画面上を左から右にスワイプすれば前のページに戻り、右から左にスワイプすれば次のページに進みます。

引用元: Apple – iPhone 6 – デザイン.

軽くて柔らかい

持った印象はとっても軽い!
iPhone 5Sより17g重くなっているのに、 すごく軽くなったように感じる。
iPhone 6という正式名称が決まる前に、iPhone Airという名前になるんじゃないかという噂が流れたが、それも納得。

Appleご自慢のシームレスデザインは、とってもなめらかで柔らかく手に馴染む。
僕が最初に使ったiPhone 3GSの、あの好きだった丸みが復活したようで、とてもうれしい。

iPhone6と3GS

残念なスペースグレイ

全て期待以上で大満足のiPhone 6ではあるが、ひとつだけ不満点が。
それは、スペースグレイの色合いだ。
まあ、現物を見ることなく、ネット上だけで判断しているこちらの責任だからアレだけど。

サイトで見るとこんな感じで、スペースグレイと言われる側面から背面の色はダークできれいな仕上がり。
しかし、現物はスペースの深みともグレイの上品さともほど遠いちょっと中途半端な色合いだ。
以前使っていたのがiPhone 5のブラックモデルなので、より薄く感じてしまうのかもしれないけれど。
こうなったら、裸族をやめて黒い純正カバーでも装着するかな…
ちなみに、他のモデルの現物をチラッと見ると、今回はゴールドがとってもキレイに仕上がっていた。

iPhabletのはじまり

同じプロダクトでも、そのサイズが違えば、別のカテゴリーに分けられる。
端的に言えば、iPhoneとiPadはその中身はほぼ同じだが、サイズの違いでスマートフォンとタブレットという別のカテゴリーに分けられている。
そしてその間にファブレットというカテゴリーが存在する。
今回発表されたiPhone 6 Plusがファブレットにカテゴリー分けされるのは、どなたも異論がないはずだ。
では、iPhone 6はどうか?
ここまで使った印象で言えば、iPhone 6はスマートフォンの、これまでのiPhoneのカテゴリーを飛び越えたようだ。
以前、3.5インチから4インチになったディスプレイでは超えられなかった一線を、今回4.7インチになることで超えてしまった。
それほど得られる情報量も楽しみも一気に増大した。
iPhone 6 Plusは、iPadの、タブレットの潜在顧客を食うだろうと思っていたが、iPhone 6にもその力はある。
AppleがIBMと提携し、iPadのビジネス分野での拡販を図るのもよく分かる。
個人ユーザーでは、よほど使う意図がはっきりしていない限り、iPadの成長は望めないのではないだろうか。
それほどインパクトのあるiPhone 6とiPhone 6 Plusは、ファブレットというカテゴリーにAppleが投入したiPhabletというまったくの新製品なのかもしれない。

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Reblogger in Tokyo「タフでクールで そしてヒューマンタッチ」TumblrにどっぷりDopeな「無色匿名」の男。iPhoneとMacBookを使いこなすどころか逆に使われっぱなし。ミニマルなブログに挫折してアンプラグド・ブログを運営中。