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iPad Air Wi-Fi + Cellular 128GB – シルバー レビュー 5ヶ月使って思うこと「MacBook Airと迷うのならソチラを買いなさい!」

iPad Air』をApple Storeで初日にゲットして依頼、もうかれこれ5ヶ月になろうとしている。 今感じることをレビューとしてまとめてみよう。
iPadは、でかいiPhoneとは表現できても、キーボードを取っ払ったMacBookと表現することは出来ない。
ラップトップコンピュータの代替として使おうと思うなら、それは失望しか得られない。
スティーブ・ジョブズが最初のプレゼンで伝えたように、これはiPhoneとMacBookの間に存在する別のカテゴリーのプロダクトなのだ。

ネガティブなポイント

1.繊細なタッチ操作の良し悪し

押す場所や押し具合で微妙に反応を変えるiPad。
これはiPhoneでも一緒なのだけれど、親指一本で終わるiPhoneと違って画面が大きいぶん、ちょっとした操作に気を使う。
もちろん愚鈍な反応をされるよりは絶対的にマシではあるんだけれど、タッチするとき少しだけ身構えるというか気を使うというか。
キーボードがあるものやiPhoneのように、ガチャガチャざっくり使うことは出来ない。
またキーボードがらみでいうと、キーボードのショートカットに慣れているヒトほど、いちいちタッチしなければならないことにもどかしさを感じるかもしれない。
キーを2個ほど叩けば出来るアレコレが、トン、シュッシュッ、ジワ。。。というもどかしさ抜きには実行できないからだ。

2.文書作成には向かない。

テキストをただ打つだけなら我慢できる。
どれほどソフトキーボードが打ちごたえのご褒美をくれなくても、インプットメソッドに選択肢がないとしても、そこは乗り越えられる。
しかし、表計算ものやスライドものの作成は、ど根性では乗り越えられない。
数行で終わらないスプレッドシートやレイアウトに気を使うスライド作成は、可能だが、生産的とはいえない。
指オンリーという操作のわかりやすさが、習熟と生産性向上を大きく阻む要素になっている。
だから、キーボードカバーのようなものの購入をひところ考えていたけれど、それでは問題の根本は解決しないと思って断念した。

3.ブラウザが非力

Safariではブックマークレットを使うことが出来るが、Chromeでは不可能。
そしてアレコレの機能拡張を使うことは出来ない。
なんだかんだいっても、ネットベースでブラウザ経由で様々な情報入手や操作を行うことを考えると、そこで機能に制限が生まれることはちょっと不満。

この時期、新入学する大学生がiPadでもMacBookの替わりになるのではないかと考えたり、その相談を受けたりするけれど、断言する。 それならMacBookを買った方がいい。
iPadとMacBookは別カテゴリーのプロダクトであり、これからの学生生活を賄うにはiPadでは非力だと思う。
そして学生以外でも、MacBook Airと『iPad Air』の購入で迷っているヒトがいるけれど、少しでもMacBook Airを使う利点を感じのならソチラを選んだほうが間違いない。
もちろん、使用用途によるのだけれど、使用目的が明確になっているか、逆に全くなくってオマケのものとして購入するのでなければiPadの購入はおすすめしない。

ここまでの文章を読むと、『iPad Air』の購入は失敗だったように感じられるかもしれないが、そうではない。
ラップトップコンピュータの代替として考えるなら、たしかにそれは出来ない。
しかし、ジョブズが言うようにiPhoneとMacBookの間の別のカテゴリーのものとして、その隙間を埋めてくれている。

ポジティブなポイント

1.ポータビリティー

Cellularモデルを選択したので、これ単体で通信手段も内包している。
別途ルーターを持ち歩く必要もないし、不安のないバッテリー容量は、ACアダプターさえ携帯を必要としない。
なんだったら、『iPad Air』いっちょう片手に持ってウロウロできる。
Airの称号通り、軽量化された当モデルは鞄に入れてもその存在を極度に主張することはない。
そして、奥様はブラウザで料理のメニュー検索をして、傍らに『iPad Air』をおいたまんま調理している。
MacBookだと、ここまで手軽に取り回すことは出来ないだろう。

2.優秀なビューアー

片手で持てるノートパッドのようなサイズは、文書を見るのに最適だ。
iPhoneからも見ることは可能だが、あの画面サイズでは、あちこちズームしなければもろもろ確認することは出来なかった。
iPad Air』の画面サイズなら、A4サイズのものを確認することは苦にならない。
これまで紙で持ち歩いていたものをPDF化しておけば、検索も容易になるし、結果的に持ち物が減る。
また、MacBookなどと違い、サッと取り出して片手ですぐ見れるという手軽さもある。
EvernoteもPocketも、見るだけなら、『iPad Air』で見るのが一番快適だ。
あっ、tumblrも!
片手で扱えるサイズで、Retinaディスプレイで、サッと動作してくれる『iPad Air』は優秀なビューアーと言えるだろう。

3.電子書籍

iPhoneのおかげで、僕らは欲しい音楽を即座に手に入れて楽しめるようになった。
iPad Air』は、電子書籍の分野で同じ楽しみを与えてくれる。
気になったものをすぐダウンロードし、ラップトップコンピュータを立ち上げる煩わしさもなく、どこでも楽しむことが出来る。

どれも生活の中で必要かと言われれば、我慢できる範疇のものだ。
iPad Air』に触れることがなければ、それなりに生活を送って行くことは出来るだろう。 しかし、ソレを一度知ってしまえば、iPhoneとMacBookの間の埋められない隙間に不満を感じるようになるだろう。

最後に、われらがジェレミー・クラークソンの言葉を引用して終わる。
トップ・ギアで、彼がBAC Monoという極端にマニアックなクルマを評してこういった。

「必要ではないし、高級だ。だが、どうしても欲しくなる。まるでiPadのようだ。」

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「タフでクールで そしてヒューマンタッチ」Reblogger in Tokyo

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