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感想、妄想、スーパーレビュー。

山田孝之のカンヌ映画祭

「山田孝之のカンヌ映画祭」は終わらない「映画 山田孝之3D」公開!

このストーリーが、どのようなエンディングを迎えるのか?
この事態が、どのように収集するのか?
毎週、消化できない小骨がひっかかって、ついつい最後まで見てしまった山田孝之のカンヌ映画祭
穏やかなラストにホッとしたのも束の間。
彼の祭りは、終わっていなかった。

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孤独のグルメ「なにも起こらないことを期待するドラマ」

そのドラマでは、なにも起きないことを僕らはよく知っている。
そして、またなにも起きないことを願いながら、新しいエピソードに手を伸ばすのだ。
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「シン・ゴジラ」レビュー「これは映画ではない!状況だ!」

映画館のシートに収まり画面が暗くなっても、一向に映画は始まらない。
代わりにあなたは、状況に飲み込まれることになる。
あなたは、これまで経験したことのない状況に放り出され、なすすべなく傍観者に徹するしかない。
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戸田恵梨香と加瀬亮の熱愛報道にSPECのエピローグを夢想する

芸能人の熱愛報道には、さして興味はない。
それは不倫騒ぎだとしても。
みんなオトナで、それぞれオトナの事情を抱えて生きている。
好きにすればいい。
五体不満足の乙武洋匡のあれこれの元気な報道には、五体満足ながら全く元気のない自分の状況に落ち込んだりはしたけれど、それはまた別の話だ。
過去あまり例を見ない、謝罪専用サーバーをサクッと立ち上げる手際の良さに、彼の奥深さを垣間見たけれど、それもまた別の話だ。
話を戻そう。
戸田恵梨香と加瀬亮だ。
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「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」見た人のためのレビュー「リブートモード」

長く続く人気シリーズの中でも全てが秀作であるとは限らない。
その中で、本当に優れた作品は一握りだ。
007では、ダニエル・ボンドのシリーズであり、バットマンではノーランのダークナイト三部作であり、そしてルパン三世では、「LUPIN the third ~峰不二子という女~」の流れをくむ本作がそれにあたるだろう。
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「オールド・ボーイ」見た人のためのレビュー「復讐されるは我にあり」

衝撃の結末をうたう作品は山のようにあり、そのほとんどが肩すかしだ。
しかし、本作の結末は本物の衝撃であり、見ているものに動揺すら与える。
僕の衝撃的結末ランキングでいえば、ミッキー・ロークの「エンゼル・ハート」とブラッド・ピットの「セブン」を超えてしまった。
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「最強のふたり」見た人のためのレビュー「存在しないボーダー」

全身麻痺で首から下が一切動かない雇い主に向かって「あんた不幸だな。俺なら自殺するよ。」と言い放つ使用人。
それに対して「障害者には無理だよ。」と応じる雇い主。
この屈託のない率直なやりとりのふたりを主人公とする物語。
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ダークナイト トリロジー「Why do we fall?」

「人はなぜ落ちると?」
「這い上がるためさ」

ノーランのダークナイトトリロジーの劇中幾度となく幾度となく繰り返されるこの会話。
それは大概ピンチの場面で、ブルースが奮い立たなきゃいけない場面で登場する。
それはよくまとまっていたやりとりで、安いっぽい自己啓発講師が枕に使いそうなほどだ。
「みなさーん、人はなぜ落ちるとおもいますかー」という具合に。
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野獣死すべし「伊達邦彦とジョーカーと」

様々な映画やそのシーンが、心に残っている。
その映画はこうだった、あのシーンはこうだったと理解し、語れるもののがほとんどなのに、どうにも語りようがないものがある。
ココロには深い楔を打ち込まれて、それは簡単には抜けそうもないのに、手持ちの言葉ではそれを整理し表現することができないもの。
僕にとって野獣死すべしは、そうした映画のひとつだ。
初めて見てから、ずいぶん長い時間が経ち、何度も見直しているくせに、未だにそれはひとかけらも消化されることなく、塊のまま抱えて立ち尽くしている。
松田優作が演じなければ成立しなかったであろうと思われるくせに、画面の中には松田優作の姿はどこにもない。
そこに映されているのは、伊達邦彦という男の姿だけである。
耳から離れないトランペットのメインテーマと共に、どうにもその男の姿を忘れることができないのだ。
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「007 スペクター」見た人のためのレビュー(5)「ボンド一家MI6」

前任のMという女王が仕切っていた組織から、ダブルオーセクションはボンド「一家」と言っていいほどの強い絆で結ばれたチームに様変わりしているようだ。
Qやタナーまで加わって一家総出で敵に殴り込むなんていう光景は、これまで目にしたことがない。
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