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『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』苫米地英人 レビュー 「自分という粗大ごみ」

ポップなカバーイラストと「頭のゴミ掃除を始めよう」というライトな書き出しから始まる本書。
「はじめに」で以下のように記してある。

「本当の集中とは、リラックスした集中です。
静かなる集中です。
頑張らなくても、緊張しなくても、エイッと気合を入れなくても、すーーっと集中状態に入っていける。
そして仕事や勉強がサクサク進む。
それが本当の集中です。」
「本書では、「頭のゴミ」を根本から掃除して、「クリアな頭で生きていく」ための方法をまとめました。』

簡単に取り入れられる思考法がわかりやすくライトに書かれているのだろうと思って本書を手にとった。
ところが、そんなにライトなノウハウ本ではなかった。
期待はいい意味で裏切られた。

捨てるのは「頭のゴミ」どころか、これまでの生き方である。

世間様から与えらたモノサシで背比べする日々に、ゆるやかに形成された社会的洗脳状態 。
気づけば、自分の頭の中には、自分以外のモノサシしか存在していない。
ネガティブな感情に振り回され続け、 過去を悔やみ、その延長線上でしか未来を考えられない自分。
やりたくないことだらけの日々を誤魔化しながら、テクニックだけで乗り越えようとして足掻く自分。
そうして、すっかり粗大ゴミに成り下がり、最大のドリームキラーとして立ちはだかる自分。
その自分を捨てる。
そう、きっぱりと捨て去る。
自分のゴールに向かってひたむきに生きていくために。
これまで幾度も起こり、そしこれからも起こるであろう理不尽な出来事にも、生きている限り負い続ける傷にもめげず、ひたすら自分のゴールに邁進するために。

あとがきに筆者からの強烈なメッセージが込められていた。

『あなたが「頭のゴミ」を感じてモヤモヤしているのは、あなたが「自分の人生はどこかおかしい」「世界はどこかおかしい」と気づいているからです。
「おかしい」と気づいているから、あなたはモヤモヤしているのです。』
「今、自分を変え、世界を変えるスタート地点に立っているのです。
これからどこへ向かうのか。
ゴールを決めるのはあなたです。」

ポップなカバーイラストとタイトルに騙されてはいけない。
これは、筆者の檄文に近い。
是非、読むべき一冊。

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「タフでクールで そしてヒューマンタッチ」Reblogger in Tokyo

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